すごくヤンデレくくちなので注意
いっそ両方とも病んでいる
ちなみに鉢→雷で、裏設定で竹→久々
ようするに竹→久々→鉢→雷ということですね!
これ続いてたらごめんなさい
お前は俺に触れる。代わりだと言って触れる。
哀しい?まさか!それだって、お前の心は俺で一杯になるんだろう?
なら、良いよ。その瞬間瞬間を、お前が感じた俺の腸内を、刻み付けよう。
きっとお前はもう、どんなことをしても忘れられはしない。俺を、俺というイキモノを、醜い、醜い、俺という、それを。
(醜い、ひしゃげた俺が、鏡に映る)
見えるのは、優等生の俺なんかじゃない。
それはそう、男に捨てられた女のような顔をしていた。
真白い、病気の肌だ。目は虚ろに、いつもお前を映している。
なあもしも俺が女だったら、お前は俺を見てくれたか?
なあもしも俺があの日お前に手を差し伸べていたら、お前は俺の顔をしていたか?
そんな後悔など幾らしたって、(どうにもならないのに、)
「お前は悪意の塊だ」
雷蔵の顔をして、お前は言う。決して口付けは落とさないその口で、(雷蔵の口で、)目の前にいるのは、お前じゃない。でも雷蔵はそんな風に嘲笑わない。だから、お前だった。
「なぁ兵助、お前も俺も、互いを利用する悪意の塊だ」
(お前は俺がお前を好きだって知らない)
違う、悪は俺だ。お前は悪くない。
(言えたら、)
言えたらどんなにか楽だろう。
「いいからはやく」
頂戴、頂戴、お前をはやく、俺の身体はお前を毎日欲している。
欲深いのは悪いことか。想い人を欲するのは、悪いことか。
俺に悪があるとすれば、それは欲深いことではない。
(竹谷に隠れたことと、どうしようも雷蔵が恨めしくなることだ)
ああそれでも、それでも、ああ、俺は、お前が欲しいんだ。
いつかお前の恋が実ったっていいよ。
今、確かに俺は、お前に俺を刻んでいる。
それでいいよ。だって、さ、
(忘れられないだろう、もう、俺の身体を、)
PR