P.ナッツ→そら豆

愛すべきそら！
なんだかもう二次創作な気がしてきた

こーちゃんへ
これらをどうまとめましょうか！かっこばくしょう

こんにちはP.ナッツです。
は？なんで敬語がそんな棒読みかって？
うるさいわね。四の五の言ってる暇あったらさっさと紹介させろっての。
花の女子高生の時間を無駄に使わせてんじゃないわよ。青春ってのは今しか味わえない大切なものなのよ？
…はぁ？彼氏いないじゃないですかぁ？ねぇあんた、青春って彼氏なんかいらないの。そんな縛られるものいたら青春を味わえるわけないじゃないの。
判ったらさっさとあたしが紹介する奴連れてくる！
…は？郵便受にメモ帳が入ってたはずだ？
じゃあ取ってくればいいじゃない。そう、あんたが。
はいはいいってらっしゃい。

…数分後…

あら、早いね。さすが。何がさすがなのかあたしも判んないけど。
えっと…あ、そらなんだ。ならいいわ。
…え、ならって何って？いや、エンドウとかならそのまま帰るつもりだったから。
ていうかあんた質問多い。うるさい。首に思い切りラリアット食らわしたい。
と…まぁどうでもいいから紹介始めるわよ。

そら。本名そら豆。そんなに変わんない。
あたしの可愛い弟分よ。
本当…緑も昔は可愛かったのになぁ…あたしより小さかったし。聞いてよ、あいつ今あたしより数ミリでかいのよ？ムカつかない？姉ちゃん姉ちゃんってついてきてたのに今じゃ呼び捨てだし。あーもう時間戻れ。ほんと戻れ。
引き替えそらはP姉P姉ってついてきて可愛いのよ…はぁ…
でも最近、エンドウに懐いてるみたいね。なんかしっくりこない…くそエンドウめ…地味なくせに…ぶつぶつ
考えてもムカつくからそらの紹介続けるわ。
そらは小3で、サッカー部所属。ちゃんと上手いのよ。
あとチャームポイントは前髪をちょんまげにしてるとこ。ボンボンはあたしがあげたの。今度シュシュもあげようかな。
性格は…馬鹿ね。でも馬鹿な子ほど可愛いって言うし。そう、可愛いの。なでなでしたいぐらいに。
ショタコンとか言った瞬間あんたを殺して学校の桜の木の下に埋めるから。
それからお菓子も好きね。あの子の鞄、お菓子しか入ってないし。あと髪飾り。
…そういえば、誰が縛ってあげてるのかな、あれ。自分では縛れないし。
まさか…い、いや、そんなことないわ。ない、うん、絶対ない。
とりあえずはそんなとこ。

じゃあ…何か恒例になってるみたいだし、好きな人でも聞こっか。
「てことでそら、好きな人いる？」
「てことで？」
「そこは気にしない」
びしっとでこを突く。
だって突いてくださいと言わんばかりのでこなんだもの。
「んー……兄ちゃんせんぱいおかあさん」
…はい？
兄ちゃん・せんぱい・おかあさん？そういうこと？
いや待てよ…確か、エンドウの奴が兄ちゃんせんぱいと呼ばれてたような…
てことは兄ちゃんせんぱい・おかあさん？
「あとP姉と緑とあずとらっかせいちゃんとなんきんとコーヒーせんぱいとカカオとカシューとでんろくさんせんぱいとえだまめとはなまめせんせいとピスタチオせんせいっ！ついでにだいずも一応っ！」
「……」
あぁ…そうだ、そらよ。この子はそらだったわ。
好きな人は多分身近な人全てなんだわ。
ただ大豆と扱いは大正解。
え？ついでにどれくらい馬鹿か試してみろ？
いや、びっくりするわよ？いいの？覚悟できてる？
しょうがない…じゃあ試させてもらうわ。

「そら。太郎くんが50円を持って10円のガムを買いに行きました。おつりはいくらでしょう？」
「はい！ガムを買うとちゅうでおいしそうな20円のチョコがあったので買っておつりは20円です！」
ほら…ね？
まぁ計算はできてはいるからいいじゃない。
可愛ければ全ていいの。うん。

てことで紹介は終わり。
次はそらみたいだけど…心配すぎる…
変な人や知らない人には付いて行かないように言っとかないと。
じゃ、私、これからそらと駄菓子屋に行くから。
まとめは頼んだわ。じゃあね。